あっさり美味しい水キムチを仕込みました~

韓国の赤いキムチは有名ですが、同じ韓国発祥の水キムチは知らない人も多いようです。そもそも「水キムチ」という名称からして、なんだか水っぽくてまずそうな印象を受けてしまうのは私だけでしょうか。実はキムチ風味のあっさりさっぱり美味しい乳酸発酵のお漬物なんですよ。私だったら「白キムチ」と命名したいところです^^ なんだか上品な味がイメージできそうじゃないですか?!(笑)

通常の唐辛子キムチの乳酸菌量が1gあたり1.4億~1.6億個(これだけでもかなりすごい💦)としたら、水キムチの乳酸菌量はなんと3億個!もはや「食べる乳酸菌」ですね。

乳酸菌は体の免疫力を高めるので、夏風邪予防にもなります。

ほかにも豊富なビタミンやミネラル、アミノ酸や消化酵素がたっぷり含まれているので、「飲むサラダ」とも言われるほど。(飲むのか食べるのかどっちやねん)あ、ちなみに漬け汁は飲んでもOKです!

水キムチに含まれるビタミンCやアミノ酸は美肌をつくり、ビタミンAは眼精疲労に、ビタミンB群、特にB1とB12が豊富で疲労回復、エネルギー生成、糖や脂肪の代謝も促すのでダイエット効果も! カリウムが体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧を予防します。消化酵素は暑い夏に冷たいものを取りすぎて弱った胃の消化を助けます。

暑い夏にぴったりのお漬物はいかがですか。 ^^

作り方はとっても簡単👉#水キムチ

水キムチ

材料: 白菜1/4個、  りんご(薄切り)4枚、  しょうが(薄切り)4枚、 だし昆布(1x10cm)、米のとぎ汁 500ml(または500mlの水に米ぬか 大さじ1を溶いたもの)、 塩 小さじ2、  砂糖 小さじ1

お好みで にんじん、きゅうり 少々(輪切り)

作り方:

1. 白菜をざく切りにし、塩小さじ1(分量外)を振ってふんわり混ぜ、しんなりして水分が出るまでおく。にんじんやきゅうりを入れる場合も同様に塩を振り水分を出させる。

2. 鍋に米のとぎ汁、塩、砂糖を入れ、沸騰直前まで加熱する。少し冷めたらりんごとショウガを加え、粗熱が冷めるまでおく。

3. 白菜等野菜の水分をよく絞って保存容器に入れる。だし昆布も小さく切って入れる。

4. 2.の漬け汁を注ぎ、蓋をして常温で1~2日(夏場は半日)おいてから冷蔵庫に入れる。3日ほどして酸味が出てきたら完成☆

冷蔵庫で約1か月保存可。